産後に限らず通常時でも悩みを抱えている方の多い「首の痛み」。産後はさらに症状が悪化したり、以前とは違った症状を感じたりすることもあるかもしれません。今回はそんな産後の辛い首の症状について原因と対処法をお伝えしていきます。
産後の首の痛みの原因
1.育児(主に抱っこ)による影響
抱っこや授乳、おむつ交換や沐浴など、産後は下を向いた姿勢が多く、普段以上に背中や首にかかる負担が増えることが首の痛みの原因の一つとなります。下を向いた姿勢が続くため、上を向く動作が困難になっているケースもあり、注意が必要です。
2.寝姿勢による影響
産後のママさんからよく聞く内容になりますが、産後の寝姿勢が首の痛みに影響するケースがあるようです。日中や夜にお子様と添い寝をしている際、子供の様子が気になってしまうため、ずっと同じ方向を向いて寝てしまい、寝返りを打つことができない。朝起きると首がガチガチの状態になっていて、寝違えのような症状を発症しているというケースがあります。
3.肩や姿勢による影響
肩や姿勢の影響によっても首への負担が強まります。特に「巻き肩」や「猫背」には注意が必要です。これらの姿勢が続くと肩や背中だけでなく、それとつながっている首の筋肉にも影響が出てしまいます。
産後の首の痛みへの対処法
育児による継続的な不良姿勢。それに伴い、体は丸まってしまい、余計に猫背や巻き肩が強くなってしまう。日が経てば経つほど、症状は悪化していく一方となってしまいますので、日々のケアが重要になってきます。あまり長い時間を取ることも厳しい状況かと思いますが、そんなときに効果的な対処法が「ストレッチポール」になります。日中の不良姿勢や猫背、巻き肩の解消に効果があり、ポールに寝そべるだけで良いというお手軽なセルフケアが産後のママさんにはピッタリです。専用のストレッチポールがない場合には、バスタオルなどを丸めてポール状にすれば代用できます。
背骨のラインに合わせて寝そべるパターンと背中の一番丸まっている部分に垂直に当てて寝そべるパターンを3分ずつ行うようにしましょう。毎日続ければ、比較的症状が楽になるはずです。ぜひ続けてみてください。
最後に
今回は簡単にできるストレッチポールの方法をお伝えしていきました。しかし、毎日続く育児において、症状の改善が見られない場合は、早めに専門家に相談することをオススメいたします。首の症状が悪化し過ぎて、頭痛や神経症状などを併発するケースがあるため、そうなる前に症状改善に努めるようにしましょう!
茅ヶ崎市東海岸の整骨院
たいよう整骨院 surf therapy
WSLジャパンレグに帯同し国内外のトッププロサーファーのケアを担当させて頂いた経験と自分自身もサーフィン歴20年以上の続けていることもあり、その経験を活かして治療の面からサーファーの方々がより良いサーフィンライフを送れるよう、少しでも手助けが出来ればという想い茅ヶ崎市に開業。
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