みなさん、こんにちは。
7月の2周年記念イベントも終わり、今週から8月に入りましたね。夏本番の厚さが連日続いておりますが、体調管理にくれぐれもお気を付けください。ところで、そんな猛暑が続いている中、最近たいよう整骨院の患者様で「産後のママさん」が増えてきております。このような暑さの中、たいよう整骨院までご来院いただけること、本当に感謝しかありません。そこで、しばらくの期間、こちらのブログでは産後のママさんに向けた内容の記事を書いていくことにいたします。今回は「産後に表れる体の痛みについて」ということで、産後のママさんのお悩みとして多くいただくものをピックアップしていきます。各症状についての詳しい内容は、また後日、順番に解説していきます。今のご自身が感じている症状の確認や、今後このような症状が表れるかもしれないというリスクヘッジのために読んでおいていただければ幸いです。
1.腰痛
産後のママさんの代表的な症状の一つが腰痛です。胎児の成長に伴い大きくなったお腹では、骨盤が広がり、腹筋も伸びきった状態となり、さらには腹圧も低下していってしまいます。妊娠後期では、運動は当然のこと体位変換や歩行ですら容易ではなくなるため筋力低下なども起こります。産後は胎児の出産と同時にそれらのリスクが一気に降りかかるため、激しい腰痛に見舞われることも珍しくありません。産後の回復具合によっては腰痛が長期化する可能性もあるため、腰痛のリスクが気になる方は早めに産後の骨盤矯正などを受ける必要があります。
2.背中の痛み
産後のママさんの症状の中で腰痛と並んでよく聞く症状が、この「背中の痛み」です。原因の多くは「抱っこ」によるものかと思われますが、出生から2歳前後までの期間、毎日のように繰り返し行うことであり、子供の成長に伴いそのダメージは大きくなっていきます。女性は男性に比べて元々筋力が少ないため、そのダメージは大きく出ます。華奢な体型の方はさらに深刻なダメージを追うケースもあり、日々のケアが必要になる症状になります。抱っこ中は前傾姿勢になり得る場合が多いため、骨格にも影響し猫背を誘発する可能性があります。過去の患者様のケースを見ていると、抱っこ癖により骨格異常が発生するケースなどもあるため注意が必要になります。
3.肩の痛み
いわゆる肩こりというものです。背中の痛みと連動していますが、出生直後でも2~3キロある子供を随時抱っこし続けるという行為は肩こりのような肩の痛みを誘発させます。抱っこの機会が多いことにより、肩の力が抜けなくなり、常に肩をすくめているような状態になってしまうこともあります。この状態になると肩をリラックスさせることができないため、常に肩に症状を感じることになります。深呼吸をしても肩を落とせないような状態になっている方は要注意です。
4.肘や腕の痛み
肘を含めた肘から手にかける腕の部分の痛みを指します。これも「抱っこ」に誘発される症状となりますが、主に肘の外側の痛み、前腕と呼ばれる腕の痛み、時に症状がひどい場合はしびれを誘発します。これらの症状が発生してしまうと、抱っこはもちろんのこと、日常の家事(物を持つ、料理をする)などにも影響を及ぼしてしまいます。さらに回復には安静が必要となるため、全ての育児や家事を放棄して治療に専念する必要があります。実際にはそれはできないため、育児や家事との両立を図ると最短でも6か月以上治療期間が必要となるため、事前に予防やケアをしておく必要があります。今回挙げた症状の中で、地味に一番辛い症状かもしれません。
5.手首の痛み
これも「抱っこ」が起因となる症状の一つです。長期間、長時間の抱っこなどで手首が固定されてしまい、動作時の痛みや場合によってしびれが発生します。手首の関節に異常が生じた場合は変形してしまう可能性などもあり、注意が必要です。抱っこの仕方を工夫したり、抱っこ紐を使うことで症状を回避することができますが、手首の症状も一度発症してしまうと回復までに時間を要するため、まずはリスク管理と予防・ケアが大事になります。
6.首の痛み
首の痛みに関しては、抱っこによるダメージだけではなく、睡眠時の寝方による影響も考えられます。抱っこによるダメージは背面全体にダメージが蓄積していくものとなるため、そこから首にダメージが出るケースが考えられます。もう一つの「寝方」についてですが、これは元々のご自身の寝方の癖から来るダメージと、子供との関係によるものがあります。子供との関係というのは、寝るときに子供がどのようにして寝るかということです。1歳未満のときのようにベッドに横になって寝ている時期はまだ良いのですが、それを超えると母親にくっついていないと寝れない子や乗っかっていないと寝れない子、中には脚を母親の首に乗っけないと寝れない子などもいるようで、そうなってしまうと常時首が痛いという状態になります。
7.股関節の痛み
産後の筋力低下や運動不足などにより股関節が動作しなくなってしまい、ふとした時に体重がかかると痛むというものです。産後の状態次第では、体が真っすぐに伸びないほど股関節が曲がってしまう方もおり、この状態では股関節の機能が低下してしまい、他の関節や筋肉に大きな負担がかかってしまうことが考えられます。これを一人で改善するのは難しいため、気づいた方は早急に施術をすることをオススメします。
8.膝の痛み
妊娠中の体重増加により膝への負担が蓄積し、産後は筋力低下や骨格変化によりさらに継続的に負担がかかるため、膝に痛みが生じてきます。主には膝の前側、お皿の周辺に多く見られますが、場合によって内側に痛みが出ることもあります。膝の痛みが重症化すると一時的に歩けなくなることもあるため、早期に治療を行うことをオススメします。
9.自律神経の乱れ
産後の悩みとして一番発症率の高いのが自律神経系の乱れになります。特に、日々の育児へのストレスや授乳のタイミングなどによる睡眠不足、生活リズムの乱れなどが影響してきます。自律神経が乱れると、交感神経が優位になり、心や体が休まらない状態になってしまいます。体の痛み異常に恐ろしい症状を引き起こすケースも考えられるため、異変を感じた場合はすぐにケアを開始しましょう。
10.ホルモンバランスの乱れ
産後は女性ホルモンの分泌量が急激に減少するため、それに伴い様々な症状を引き起こす可能性があります。イライラ、不安や落ち込み、疲労感、過食に伴う体重増加、肌荒れ、不眠、月経の遅れ、手や腕の腱鞘炎などにも影響を及ぼします。産後の生活習慣は乱れがちになりやすいため、できる限り生活習慣、生活リズムを整えていきましょう。
11.体型の乱れ
産後は骨盤を中心とした体型の乱れが発生します。骨盤が戻らない、体重が戻らない、姿勢が悪くなった、猫背がひどくなった、O脚が強くなったなど、様々な体型の変化を及ぼします。また、出産回数が多くなるにつれて体の戻りも悪くなる傾向にあるため、2回目以降の出産の場合、産後のケアを強くオススメいたします。
最後に
今回は産後のお悩み11選ということで紹介していきましたが、次回以降は一つ一つについて解説をしていこうと思います。ご自身の今の状態に応じて気になる部分をご確認いただければと思います。また、各項目に関してのご質問やご相談等ございましたら、たいよう整骨院までお気軽にご連絡くださいませ。
茅ヶ崎市東海岸の整骨院
たいよう整骨院 surf therapy
WSLジャパンレグに帯同し国内外のトッププロサーファーのケアを担当させて頂いた経験と自分自身もサーフィン歴20年以上の続けていることもあり、その経験を活かして治療の面からサーファーの方々がより良いサーフィンライフを送れるよう、少しでも手助けが出来ればという想い茅ヶ崎市に開業。
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