今回は患者様からよくいただくご質問についてお答えしていきたいと思います。「施術を受けたあとに筋肉痛のような痛みが出ることがある」というご質問なのですが、これは結構良く聞く話です。「施術者が未熟で施術が下手だから」や「患者さんの体が悪すぎるから」というような水掛け論になりやすい話ではあり、それは関係ないとも言い切れません。では、一体この施術後に出る元々の症状とは違う痛み、これは何なんでしょう?これについてお話していきます。
1.施術に対する好転反応?
施術後の筋肉痛のような痛みは「好転反応」と呼ばれることがあります。施術の翌日以降で、体のだるさや痛み、発熱症状などが出た場合、この好転反応である可能性があります。これは、体が悪い状態から良い状態に切り替わる際に起こる現象で、特に硬くなっていた筋肉がほぐされ血流が改善することにより、老廃物が流れやすくなることにより、それを処理する内臓器に負担がかかることが原因となります。普段体を動かしたり運動をしていない方は、好転反応が出やすいかもしれませんのでご注意ください。
2.体が緊張し過ぎていた可能性アリ!
普段から運動をしているのに好転反応が出たという方もいるかもしれません。その場合、もしかしたら体が過緊張状態になっていたのかもしれません。普段運動している方に見られがちなのが、仕事や家庭などで忙しい中、合間を縫って運動を取り入れているというパターン。運動を取り入れた代わりに、ゆっくりしたりリラックスできる時間を取ることが疎かになってはいませんか?このような状態が続くと、体は過緊張状態に。過緊張状態になると体はバリアを張ったような状態になり、外部からの刺激に対して過敏な状態になります。このような状態のまま施術を受けてしまうと、施術が効果的に受けられず、体が変に反応してしまうことがあるのです。普段から運動をしたり、体が柔らかかったりするのに好転反応が出る方は、リラックスタイムを取れているか確認しましょう。
3.毎回なるようならあなたの体に合っていない施術かも?
好転反応が出ない人もいますし、好転反応を経て体が良くなっていく人もいます。しかし、何回施術を受けても毎回必ず痛みが出て「これは好転反応です」と言われてしまう。そのような場合は、その施術があなたに合っていない可能性もあります。好転反応が出ずに体が良くなれば一番いいですし、好転反応が出ても、それが収まり体が良くなるのであればまだいいです。しかしながら、毎回のように好転反応のような体のだるさや痛みが出るようなら、それはさすがにあなたの体も辛いはずです。一度施術の先生に相談するか、もしくは違う施術を受けてみるのもいいかもしれません。
最後に
今回お話した好転反応。必ずしも悪い現象というわけではありませんが、施術を受ける立場から考えた場合、なるべくならない方がいいですよね。好転反応が起こることがあるという前提を持ちながら、なぜその反応が出たのかをしっかり理解し、より体が良くなっていくことが大事です。たいよう整骨院でも、毎回の施術前に前回の治療や治療後の状態はどうだったのかを確認をさせていただきます。お互いにより良い体を目指していくための大事なコミュニケーションとなりますので、ご相談もお受けしながら施術を進めております。たいよう整骨院の施術を受けてみたいという方は、予約ページより受け付けておりますので、ぜひご予約ください。
たいよう整骨院 surf therapy
WSLジャパンレグに帯同し国内外のトッププロサーファーのケアを担当させて頂いた経験と自分自身もサーフィン歴20年以上の続けていることもあり、その経験を活かして治療の面からサーファーの方々がより良いサーフィンライフを送れるよう、少しでも手助けが出来ればという想い茅ヶ崎市に開業。
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