茅ヶ崎市のたいよう整骨院。交通事故ブログvol.6は「交通事故のケガで整骨院に通おうとしたら、保険会社にダメと言われた・・・」というテーマでお伝えしていきます。
交通事故でケガをした際に、「整骨院に通いたい」と保険会社に伝えたところ、「整骨院への通院は認めないと言われた」という話をよく聞きます。保険会社にそう言われてしまうと、整骨院へは通えないと勘違いしてしまう方がいるかと思いますので、このような場合の対処法を解説していきます。
保険会社がダメと言ったら整骨院へは通えない?
交通事故の被害者は交通事故で負ったケガに対し、適切な医療行為を受ける権利があります。どこでどのような医療行為を受けるかは被害者に選択権がありますので、適切な医療行為が受けられるのであれば、基本的には被害者が通いたい医療機関に行くことができます。つまり、整骨院への通院も可能ということです。しかし、ここで大事なポイントは「適切な医療行為であるかどうか」です。
適切な医療行為とは?
適切な医療行為とはいったい何でしょう?保険会社の担当者から整骨院への通院を断られるパターンはありますが、病院や整形外科への通院を断られるというケースは聞いたことがありません。レントゲン検査や医師の診断による医学的所見は交通事故において適切な医療行為とみなされているということであり、交通事故との因果関係を証明できるものとして認められているものとなります。一方、整骨院ではレントゲン検査はなく、診断を行うこともできません。そのため、整骨院の先生による判断では交通事故との因果関係が認められないため、適切な医療行為として認められないのです。そのため、以前の記事でもありましたが、整骨院で交通事故の治療を受ける場合には、医師の診断が必須となります。医師の指示があれば、整骨院での交通事故治療も適切であると認めてもらうことができます。
実際に保険会社の担当者に整骨院への通院を断られたら?
医師の診断を受けた上であれば整骨院への通院は可能であることはお分かりになられたかと思いますが、実際にはそれでも通院を認めてくれないケースもあります。そんなときはどうしたらよいのでしょう?
①医師のフォローを受ける
診断をお願いした医師から整骨院への通院を承諾してもらえるよう対応してもらうという方法です。医師の方から保険会社に連絡をしてもらえるのであれば成功確率は高いと言えますが、協力的に動いてくれる医師はほとんどいないでしょう。個人の整形外科であれば対応してくれるかもしれません。
②整骨院のフォローを受ける
整骨院の先生から保険会社の担当者に交渉してもらうパターンです。整骨院の先生は協力的に動いてくれるケースが多いため、交渉をお願いすることは可能です。交渉が成功する確率は意外と高いため、相談してみる価値はあります。
③自分で交渉する
被害者が自分で保険会社の担当者に交渉するパターンです。医師の診断を受けていることが前提となり、医師が整骨院への通院を勧めていると交渉が成功する可能性があります。しかし、知識が少ない状態では、保険会社の担当者との対話ができないため、険悪なムードになってしまい、今後の保険会社の担当者との関係性に影響するリスクがありますので要注意です。
④あきらめる
泣き寝入りし、病院への通院のみで我慢するというパターンです。整骨院での治療は受けられませんが、病院での医療行為は継続的に受けられるので、それでもいいという方にとっては安全な方法となります。
まとめ
ご自身がどのような治療を受けたいかが大事なポイントになりますので、保険会社の担当者がダメと言ったから泣き寝入りするのではなく、病院の治療だけでいいのか、整骨院での治療も必要なのかを考えた上で決めるようにしましょう。
茅ヶ崎市東海岸の整骨院
たいよう整骨院 surf therapy
WSLジャパンレグに帯同し国内外のトッププロサーファーのケアを担当させて頂いた経験と自分自身もサーフィン歴20年以上の続けていることもあり、その経験を活かして治療の面からサーファーの方々がより良いサーフィンライフを送れるよう、少しでも手助けが出来ればという想い茅ヶ崎市に開業。
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