今日は産後のママさんに向けたお話です。産後に出てくる症状は多々ありますが、最近ご相談いただくことの多い「肩の痛み」について。産後に出てくる肩の痛みのほとんどは、日常的な育児やそれに伴う姿勢の悪さに起因します。日々続いていく出来事に対する慢性的な症状となるため、症状が出ないようにするのは正直なところ難しいとは思いますが、対策を知り、それを日常的なルーティンにすることで、症状を大幅に軽減することも可能です。そのポイントは「伸ばす」「動かす」「温める」です。一つずつ解説していきます。
1.伸ばす
抱っこなどで重たいものを抱え続けると、力を入れっぱなしになった筋肉は縮まってしまいます。縮まってしまった筋肉は硬くなり、さらには血流が悪くなり、重だるくなったり、痛みに発展したりしてしまいます。普段日常的に行われる抱っこによって、硬く縮こまった肩周りをそのままにしているとどんどん状態が悪くなってしまうので、なるべく毎日ストレッチなどをして縮こまった肩を伸ばすようにしましょう。毎日数分のストレッチをするだけでも十分に症状の軽減が見込めます。ただし、引きちぎるような強い刺激が入るストレッチは逆効果になってしまうので避けましょう。痛気持ちいい程度の刺激で15~20秒程度長めに行うのが効果的です。
2.動かす
凝り固まった肩周りは硬くなりすぎて動かなくなってしまっています。抱っこで疲れている状態で動かすとなると逆効果になりそうにも思えますが、硬くなって動かせない状態になってしまっているのを放置していると、それこそどんどん状態が悪くなってしまいます。力を抜いた状態で、呼吸をしながら、リラックスして、肩甲骨周りを意識しながら、大きく肩を回してあげる。これだけでも凝り固まった肩を柔らかくすることができます。肩に油をさすようなイメージでゆっくり大きく動かすようにしましょう。
3.温める
今回ご紹介する中で最もリラックスできる方法となりますが、凝り固まった肩には温めるのが効果的です。温熱効果で肩の筋肉を柔らかくし、血流も同時に改善でき、なおかつ何もせずに効果を体感できるのでおすすめです。芯から温めるという意味では、やはり湯舟に浸かるのが最も効果的だと思います。育児があるとなかなかゆっくり湯舟に浸かる時間もないかもしれませんが、ご家族の協力を得てゆっくり浸かることを心がけましょう。
最後に
産後の辛い肩回りの症状について、日常的に行える「伸ばす」「動かす」「温める」というポイントから対応策をご紹介いたしました。この3つを覚えておけば、ご自身の都合に合わせて効果的なケアを選択できますし、組み合わせることでさらに相乗効果を生み出すこともできます。ちなみに、最もおすすめな方法として、お風呂で温まりながら軽く動かし、お風呂上りにストレッチで伸ばすというのが効果的かと思います。ぜひお試しください。
茅ヶ崎市東海岸の整骨院
たいよう整骨院 surf therapy
WSLジャパンレグに帯同し国内外のトッププロサーファーのケアを担当させて頂いた経験と自分自身もサーフィン歴20年以上の続けていることもあり、その経験を活かして治療の面からサーファーの方々がより良いサーフィンライフを送れるよう、少しでも手助けが出来ればという想い茅ヶ崎市に開業。
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